ナビの壊れた王子様〜LOVE CHANCE〜


先日、讀賣ナベツネが辞任しましたね。

スカウト活動違反だとか。

ある意味、これは

「巨人がプロ野球をダメにしていた」

と言うことを俄(にわか)に象徴してしまった重大事件だと、僕は思います。

巨人だけは金なんか積まなくても選手が入ってくる。

そんなことを普通に思っていた訳ですが。

そんな時代はとっくに終わっていたんですね。

巨人に取られまいとして他球団が何十億物金を使って戦力を確保していた結果、

今のパリーグの窮状がある訳です。

僕は大のロッテファンで、断然パ・リーグ派なのですが、

ロッテも今合併の憂き目にあうかどうかの瀬戸際にいます。

また、巨人がこのことを発表したことによって

プロ野球が廃れていくことに危機感を募らせて居るんです・・・。

巨人という絶対的な組織が綻びを見せ、近鉄オリックスは合併調印。

そして31歳の若社長が無視され続けても球団を持ちたいと叫び続け、

あげくは新球団設立も視野に入れているとか。

31の若社長はともかく、上二つは確実にプロ野球がファンが知らない所で

破滅に向かって動いています。

こんなに身近に「老害」と言う言葉を実感することになるとは。(勿論ナベツネのこと)

しかしね、これはある種のチャンスなんですよ。

旧態依然でこのまま行けばいずれ人気はなくなり、国技とまで言われた野球は

競技人口の減少に歯止めがかからなくなります。

しっかりナビゲーション出来る人間が公正明大にプロ野球界をリードしてくれることを

切に願うばかりです。

果てさて、球界のメシアはこの先現れるのでしょうか??