ついに、この日がキタ。


10/17、福岡Yahoo!ドーム。
9回裏、登板したのは第3戦でめった打ちにあった守護神・小林雅英
対する先頭バッターは大村直之
初球に投じたのはスライダー、球速139?/h。判定ストライク。


この瞬間、「今日は行ける」と思った・・・・。


第3戦の時は変化球を投げる余裕がないほどガチガチに緊張
していたのが手に取るように判った。
初球から変化球で入れるという精神状態は、程良くリラックスしている証拠だ。
結果フォアボールで出塁させてしまったものの、いつもの「コバスコ劇場」の
幕は上がりそうにないと確信できた。


その理由は、「自信」である。
第3戦の時、明らかに高ぶっていた精神状態とストレートと
シュートに頼りすぎた投球は、良いときののそれではなかった。
要するに、他の球には自信がないのだ。
こういう状態だからバッターは心理を読んでくる。
基本に返ってセンターを狙った攻撃がより効果的なのだ。


だが今日の雅英は、第3戦の雅英ではない。
きっちりと防波堤の役目を果たしてくれた。
そして最後のバッター、この5戦当たりに当たりまくっている切り込み隊長、川崎宗則
対する雅が最初に投じた142?/hの高速シュートはストライク。
そして運命の2球目。
150?/hの高速シュートは川崎の膝元をえぐるように変化していく。
強振する川崎。
打った瞬間、「ガキッ」という鈍い音と共にセンターに飛んでいく。
レフト方向へ弧を描きながら飛んだ打球は、途中からレフトの守備に入った
井上純のグラブに収まっていった。


この瞬間、31年ぶりの優勝が決まる・・・・・・。


千葉ロッテマリーンズ
優勝おめでとう!!!!


ファンになって16年、こんな日がいつ来るのかと思っていましたが、
今日10/17に見事な勝利を勝ち取ってくれました!!!
ずーっと友人宅にてスカパーで観戦してましたが・・・・・。
その瞬間には本当に涙が出てきました。
結果もさることながら試合内容は言葉では言い表せない、とても熱い試合内容でした。
もうこんな試合、2度やれと言われても出来ないでしょう。
ココ一番の集中力。これが勝因です。


この調子で日本シリーズも突っ走って欲しいと思います。
このチームは、俺達の誇りですから。