久々に鉄ネタ。
http://www.hkt.mlit.go.jp/tetsudou/gingasen/gingasen.html
まぁこれでそう簡単には「ムネオハウス」には近づけなくなったわけだｗｗ
国鉄池北線を引き継いだ第３セクターだから短命なのは目に見えてたね。
しょうもない赤字抱えてたからね・・・・。
「ふるさと銀河線」は線名で(関東で言うところの「山手線」と同じ)、
路線の運営は「北海道ちほく高原鉄道株式会社」(これは「JR」にあたる)
という、舌をかんでもかみ切れないような長い名前の会社が「無理矢理」
作られました。
池北線を残していこうと言う地元民の願いもあって残りましたが、
ここいらが経済的にも限界と踏んだのでしょう。
そのうち、岩手辺りの赤字路線引き継いだところとか危ないよ。
そもそも、ココまで赤字路線が増えた背景ってのを考えてみよう。
見るからに、黒字が確保出来そうもない地方にどうしてこんなにも線路が引かれるのか。
答えはズバリ、政治なんですね。
線路の引かれていない地元の政治家どもが「汽車を通して生活を楽にさせます」
なんて言う公約を掲げて選挙に出た結果、当選しちゃったものだから作らずにはいられない
わけです。
しかし悲しいことに、生活を楽にしたのは自動車であり道路でした。
最初から赤字が出るって判りきっているものを無理矢理作ろうとしている
のは今の高速道路崇拝者と何ら変わっていない、税金の無駄遣いの最たるモノですね。
例えば、東北新幹線。
ご存じの方も多いと思いますがアレってのは田中角栄が通したんです。
「日本列島改造論」と言う田中氏の本に記された交通路線整備計画の１つがこの路線
だったわけですね。
この他にも悪名高い「グリーンピア」の計画も田中氏の発案によるモノです。
もちろん、このグリーンピア計画も「日本列島改造論」に記されていて税金の無駄遣いを
見事に推奨しておりますｗｗｗｗ
まぁ、「全国情報化社会」の様なことも言っているのであながちアホでは無いのですが。
今でこそ、東北新幹線は東北地方への便利な足ですけれども・・・・・。
もしも計画段階でコケてたらボロクソに言われそうな路線計画と、 過疎の村にまで駅を
設置するという考えても考えても謎だらけの建設計画だったわけです。
新幹線はまだ良いでしょう。
一回通ってしまえば駅周辺の開発とかしやすくなりますし。
でも、どこまで見ても水平線と牛しか見えないような地域に鉄道は必要でしょうか？？
列車が通る前から一抹の不安有りまくり＋赤字経営１００％確定の建設計画を国鉄総裁に
持っていって、ＯＫのハンコもらって ガシガシ作ってたのが今の時代に今度はどんどん
廃線になってるのね。
いったん決まった廃線計画を覆すのは難しいです。
地元民もとくに反対していないようなのでこのまま決まるでしょう。
だけれど、この廃線によって職を追われる者もいると言うことを、
同じ従事員としては危惧せずにはいられません・・・。
