S君


今シーズン千葉ロッテにとって大事な一戦で

あると共に今シーズン最後の公式戦カード。

どんなことがあっても負けは許されない。

・・・・・・が!!!

何と4回まで西武・張の前にのーヒット。

おいおい、どーなってるわけ????と石橋風にツッコミまくるも、

打線はウンともスンとも言わず。

ようやくヒットが出たのが5回の攻撃。

井上純のタイムリーでまず一点。

ここからが来期へ向けての伝説の幕開けである。

ベニー・フランコ・李の右へ左へ3連発!!!

こいつはシビれた。

今までウンともスンとも言わなかったのが不思議なくらい、完璧だった。

結果は完勝。

唯一、雅英だけがいつも通り打たれていたw

それと、サブローが全く使い物にならない点も同じ。

こいつを使うなら違う奴にチャンスをやってくれと言いたい。

ちなみに、こいつが打席に入っても私は応援を拒否しております。

それと、どうしても触れておきたいことがあります。

本日をもって西武の潮崎哲也投手、千葉ロッテ佐藤幸彦外野手が現役を引退されました。


以下、他サイトに挙げた文の一部抜粋です。


佐藤はレギュラーにこそ定着しなかったものの、選球眼の良さから代打では
よく10球近く粘って出塁なんてのをよく目にした。
守備も内野なら一塁、外野もソツなくこなしてくれた。

ここ数年はほとんど一振り稼業でしたが、ここ一番に見せる勝負強いバッティングと、

強烈なスイングスピードは脳裏から離れることがない。

レギュラーが固定出来ないマリーンズにとっては本当に貴重な存在だった。

潮崎投手は黄金時代の西武にとって欠かすことの出来ないリリーバーとして、

また先発に転向してからも伝家の宝刀、「シンカー」を駆使して打者を三振の山に。

同時期に他球団入団したのは、8球団が指名した

現メジャーリーガー近鉄・野茂やハマの大魔神こと大洋(横浜)・佐々木主浩

広島のエースになった佐々岡、翌年の中日の守護神、与田、そして今もっとも注目を

浴びているヤクルトの選手会長古田&いきなり二ケタ勝利の西村コンビ、

ロッテの精密機械・小宮山・・・・。

挙げればキリがないほどこの年のドラフトはまれに見る大豊作となった。

潮崎はそんな大物同期にも負け劣りすることはなかった。

「シンカー」と言う球種をメジャーにした第一人者であり、

余りに大きな変化の為、「消える魔球」と称されて、ロッテを初めパの打者は

相当苦労した。

「ミスターシンカー・潮崎哲也」が今日グラブをおいてマウンドをあとにした。

この瞬間、彼の第二の人生がスタートを切った。

彼ほどパの他球団のファンに愛された選手もいないだろう。

年齢を重ねても愛嬌のある顔立ちに、西武以外の女性ファンをも虜にした。

また、愛嬌のある顔とは裏腹に強気に速球で攻め、締めはシンカー。

そんなにバリエーションのある投手ではないにもかかわらず、打てなかった。

それだけ潮崎投手の投球は芸術であり、誰にも真似の出来ない

強烈なオリジナリティがあった・・・・。

今日の引退試合、最高でした。

試合後、適地にもかかわらず胴上げまでされ手を挙げながら何度も頭を下げる佐藤。

最後はマウンドで胴上げされ優勝シーンをよみがえらせる潮崎。

球場全体が、潮崎と佐藤幸彦を送り出していた。

そんな光景をレフトスタンドからずっと眺めていた。

佐藤と潮崎の二人を見ていて、涙があふれてきた。

これぞプロ野球

これぞパリーグ

敵も味方も、関係ない。

パリーグのファンをやっていて良かった。

選手も観客も、今この瞬間を噛み締めているに違いない。

パリーグからまた個性的プレーヤーが消えてしまった。

経営者に言いたい。

これ以上選手と私らを苦しめないでくれ・・・・。

終戦にもかかわらず集まった32000人。

これがプロ野球に対する、パリーグに対する、ファンの答えだ。